多摩御陵にいった

少し前、気が向いたので多摩御陵までいった。今回は中に入って参拝してきた。江戸城が奥州から攻められて甲府に脱出することになった場合の脱出ルートとして整備されたのが甲州街道なのだが、この甲州街道多摩御陵付近がイチョウ並木になっている。ただしこのイチョウは雌の木がほとんどなのでこの季節はちょっと良くない。


南浅川1   南浅川2

以前、訪れた時と比べると南浅川の水量が多い。いつもこの調子で流れていれば皇室典範の改正論議もずいぶん後の世のことだったかもしれない。そういえば鮑先生に聞いた話では宮城の周囲の堀も水の入れ替えを止めてしまったらしい。風水において「水」は子孫繁栄と財力を象徴する。右翼諸君は一体何をやっているのだろうか。街宣車でがなるだけでは右翼とはいえまい。御陵威御稜威*1の長久なることを願ってこそ右翼だろうに。


武蔵野陵1   武蔵野陵2

多摩御陵は上空からみると砂環の形状をしている*2ので、水さえちゃんとしていれば良い風水ではないだろうか。昭和天皇を祭る武蔵野陵は参拝のための大きな鳥居の奥に鎮座している。見た目は石で覆った大きい土饅頭という趣だ。韓国・朝鮮に詳しい知人*3の話では新羅の遺跡とそっくりらしい。

*1:「みいつ」と読む。君が右翼を自認するなら読めないといけないぞ。id:consigliereさん、誤字の指摘ありがとうございます。

*2:http://map.hatena.ne.jp/?x=139.28295135498047&y=35.65115898040231&z=3&type=satellite

*3:本人は詳しいわけではないと否定すると思うけど。