2011-09-17から1日間の記事一覧

東日本大震災と占い師

東日本大震災の後に「あれが大震災の予兆であったのに、読みとれなかった。」とか「あんな大事件を当てられない占いに意味なんてあるのか?」と悩む占い師を何人か見た。しかし霊感で直接ヴィジョンが頭に降りてくるのならともかく、今ある占いのシステムの…

徳と刑

上記論文では、墨家、道家、法家において、徳と刑がセットで語られていることが多いとされている。それが最も顕著なのが法家の韓非子で、「二柄」において徳と刑どちらも王が握っていなければならないことが強く説かれている。おそらく方術においても徳と刑…

天譴の構造

先日、国会図書館に行ったときに読んだ元勇準博士の論文が実はもう1篇ある。 上博楚簡「柬大王泊旱」について:「人文科学」2007年3月12号、pp.157-170 この論文は、上博楚簡にある「柬大王泊旱」の記事が、どの系統に属しているのかを追及したものだ。「柬…