こういうのを世間じゃ『魔女』とよぶのか

こんな記事があった

twitterのTLに『「私」が「魔女」になるまで ―「占い/おまじない」の役割とその変容』についてのtweetが流れてきた。で、元記事を読みに行ったわけだ。日本でのスピ系の流れの分析の後にこんなことが書いてあった。

 ただし、今日の「占い/おまじない」においても、相変わらず美しさや優しさといった「女性らしさ」が強調されていることには注意しておきたい。現代の「魔女」たちが始めた「占い/おまじない」からは、ジェンダーセクシュアリティーに関わる支配的抑圧的な価値観を疑い、これを攪乱しようとする、大きな流れはまだ見えてこないのである。

少なくとも引用中の『魔女』ってヘイズ中村さんのような『本格派』じゃないよね。


魔法・魔術との出会い 魔女とは? 居皆亭(いるみなてい)Vol.26 ヘイズ中村 2/6

↑の12分10秒辺りから『魔女』、『魔法使い』での性差の話が出てくる。西洋近代魔女術の世界ではジェンダーの話はもう1周回ってて、男女で身体と精神の構造が違うのだから、お互い上手く役割分担しようよ、って感じになってるのが判る。

中外日報に寄稿した橋迫瑞穂さん、研究という割に国外との間での比較研究はやってないのでしょうか?みたいなことを感じたので、こんなtweetをした。

そしたら、当のヘイズさんからこんな返信があった。

そういえば羽田守快先生のブログの『霊能と法』のエントリにこんなことが書いてあった。

霊友会の小谷キミさんもそうですが、このころの新宗教の在り方は布教に熱心な男性と霊能者の女性というコンビが結構多かった。
小さな教団でもそうです。
まあ江戸時代で言う山伏と巫女さんの夫婦コンビです。

日本では自然発生的に男女の役割分担ができていたらしい。