吉凶の軸

占うにあたって吉凶を断じるには、やはり吉凶の軸が必要になってくる。これは四柱推命で顕著で、四柱推命では用神*1が決まると、用神を軸に忌喜仇閑が決まる。卜占においても断易なら用神爻が決まれば、忌原仇が決まる。こういった吉凶の軸をたてることができるようにならないと、結局当てるために何でも言ってしまうようなフラフラした、ピントの定まらない占いをすることになってしまう。これでは職業としてならともかく、術者としては大成どころか小成も難しい。

紫微斗数で軸となるのは、やはり命宮だろう。術友の椎羅さんは「まず命宮を見て、次に命宮を見て、最後に命宮を見ます。」と命宮を軸とすることが、古臭くても紫微斗数の基本であるとしている。まあ各宮から四化星出すのは面白いかもしれないけど、やっぱりピントがボケるよね。

*1:格局でもなく、扶抑でもなく、調候でもない真の用神。