件のブログを少し眺めていたら、奇門・風水では磁北位が正解なのかな?というエントリに以下の記述があった。
とすれば、北極星と秋分・春分の正午の日時計の真ん中を北と定めていたのかも知れない。これはほぼ、磁北位に相当するんで、こう考えると、三層の配盤の成り立ちの意味も納得出来る。
えっと、ここは笑うところでしょうか。「秋分・春分の正午の日時計の真ん中」は正確に測定されていれば、まさしく真北と真南を指す軸になっているはずで、本質的には磁北とは無関係なものなんですけどね。正しく書くなら、
とすれば、北極星と秋分・春分の正午の日時計の真ん中から観測される方位が真北であり、これは磁偏角の問題はあるものの、ほぼ磁北位に相当するんで、こう考えると、三層の配盤の成り立ちの意味も納得出来る。
ですかね。ま、ここを直したところでコンテキスト全体では間違ってるわけですけどね。