実はAmazonでは、予約段階で完売した後は、「入荷予定日は未定」のまま放置プレイ続行中だった。仕方がないので著者自ら版元から献本用に頂いた手持ちの本をマーケットプレイスに新品なのにユーズドで出品しているわけだ。*1
Amazonてロングテールで稼いでいる企業の代表みたいに言われているけど、こういう扱いをされると眉に唾を塗りたくなる。それとも著者自らがマーケットプレイスに出品するように追い込むのがAmazonのWeb 2.0ですか、そうですか。
で、ついカッとなってAmazonへの影響力の大きそうな知人に厚かましくも「書評書いてくれませんか、とりあえず本は1冊贈らせていただきますが」と御願いしてみたところ、本は受け取って頂けるということだったので月島までクーリエしてきたわけだ。集合郵便受けでマゴマゴしていたら守衛さんがアタフタやってきた。不審者に見られたらしい。もっとも頼りの人は今日から不在なので、メール便かなんかで送っても変らないといえば変らないんだけどね。ただこれまでの経験では調子の良いときは、こういう具合にヒョイヒョイ出かけられるので、今後に備えて調子の良さを確認したかった*2。
実はAmazonについては他にも奇妙なことがあって、村野大衡先生の「紫微斗数命理学」が、あるときからAmazonの書棚から消えてしまっている。この本は良い本で、特に紫微斗数が使える占術であることがわかった人が2冊目に読むと良い本であり、今まで日本にはこういったタイプの紫微斗数の本はなかった。こういう本を書棚から消してしまうAmazonは何考えているんだ*3、と少々憤りを感じてしまう。版元の東洋書院がAmazonかAmazonが使っている取次ぎをとンカでもしたのだろうか?