巒頭について何も理解してない人

椎羅さんの『紫微斗数入門』を盗作した中島多加仁さんが自身のオフィシャルブログに『家の中と、家の外。』というエントリをあげていたのだが、見過ごしにできない記述があったので指摘しておく。以下の箇所。

家の中の《気の流れ》を改善しようとする試み。
これを「理気」というわけです。

これを見ただけで中島さんが『巒頭』についても『理気』についても理解していないことが判る。家の中の『気の流れ』を改善するために、インテリアの配置や色、形状を変更するのは『巒頭』の操作に属することだ。『巒頭』は『風水』において目に見える部分を担当している。家の内外などは『巒頭』とは無縁のことだ。

では『理気』とは何かといえば目に見えない部分を担当している。同じ間取りでも家の坐向によってエリア毎に持つ役割が変わってくる。あるいは時間の作用を論じ、同じ『巒頭』でも時間区分によって作用が変化することを考える。玄空飛星などは良い例だ。