目の使い方

前項でマインスイーパーのマス目が浮いて見えると書いたが、見ている間に浮いたり沈んだりを繰り返すことはよくある。そこで、どちらかに固定するように自分をコントロールする必要がある。今のところ少し呼吸を深くしてリラックスするくらいしかないが、基本的には目の使い方というところに落ち着くのかもしれない。

目という感覚器官は、それ自身でかなりの情報処理を行っている。例えば明度の変化をより強調するマッハバンドは網膜上で発生していることが確認されている*1。そして使い方を少し訓練してうまく脳が目をコントロールすると裸眼立体視みたいなこともできるわけだ。血色、気色も似たようなものかもしれないという気がする。

*1:渡辺 慧“認識とパタン”岩波新書、ただ絶版らしい。名著だし内容的に今でも通用すると思う。