八白の象意

八白は八方位でいえば東北の艮宮が基本の位置で、季節でいうと二十四節気立春、雨水、啓蟄が割り付けられている*1。ということで八白は冬から春へ、古い1年から新しい1年への転換点という意味を基本的に持っている。そのため気学家相では家の東北部を相続運をしめすものとしてあつかう。

なので八白が支配する下元八運においては、古いものから新しいものへの転換が行われると判断することになる。過去で一番近い下元八運は幕末で、明治維新の準備は下元八運に開始されている。維新で活躍した連中の多くは下元八運の生まれだ。

*1:神宮館の暦とは少し違っていると思うが。