ヘビメタ


映画の海猿のテーマで使われているJourneyの"Open Arms"だが、私的には"Heavy Metal" (ASIN:B00005LMBR)で使われていた曲ってイメージが強い。*1









JourneyがヴォーカルにSteve Perryを迎えて出したInfinity (ASIN:B000002BN1)以降、アルバムジャケットにあるモチーフが使われるようになる。InfinityやEvolution (ASIN:B000002BN3)ではまだ羽のイメージしか表には出ていない。しかしこの羽はなんとなく多角形にキラキラしており鳥の羽とは異なるイメージだった。そしてこのイメージはOpen Armsの入っているEscape (ASIN:B000002BMV)やその前のDeparture (ASIN:B00005HL69)でコガネムシという明確な形をとった。InfinityやEvolutionのジャケットに使われていた羽は、甲虫が硬い外羽の下に格納している内羽のようだ。今ではJourneyのWebページでも内羽を広げたコガネムシが重要な位置を占めている。

しかし★阿修羅♪さんのようにフリーメーソンについて知識のある人だと、自らを昆虫で象徴させる人やグループに対して何か感じるところがあるのではないだろうか。実は、高位のメーソンは自分を象徴する昆虫を持っている。フリーメーソンのスコッチ儀礼では最高位のメーソンは蛾を象徴とするらしい。このあたりを調べている赤間剛によると、

「蛾」の象徴に限らず、高級メーソン員は、それぞれ甲虫類の紋章をもっている。世界通貨の基礎となるのは金だが、この金の価格決定は英国ロスチャイルド家の「黄金の間」でなされる。そのプライバシー・ルームに「誰が置いたか知らない」という「黄金の虫」が置かれ“謎”だとされている。

とのことだ。*2Journeyがフリーメーソンの手先かどうか知らないが*3陰謀論の専門家なら色々面白い情報を握っているのではないだろうか。

*1:降下してくるスペースシャトルの腹が開いて、自動車が降ってくるオープニングは今でも記憶に残っている。

*2:カストリ雑誌の迷宮vol. 1-2「ヒトラーフリーメーソン的世界」赤間剛、による。ただ筆者は、金が今でも世界通貨の基礎かとか、金の価格がこの引用した文の内容通りに決定されているのかについては?だ。

*3:商業ロックの雄であるJourneyはシオンの議定書の実行部隊だ、てな話は簡単に作ることができるだろう。最近はネオコンともつながりがあるとか、ちょっとスパイスを効かせることも簡単だ。