下元八運

下元八運に入って5年が経過しようとしているところに、厚生省の元次官を狙ったテロって話が飛び込んできた。前回の下元八運戊子年に何があったか、いつも御世話になっている歴史データベース on the Webで調べてみた。この年は日本国内でははシーボルト事件くらいしか派手な事件は起こっていないことがわかった。

現在、単独犯による連続的な犯行という見方がTVとかでは主流みたいだけど、最初の事件の段階では「物取り」の犯行では?といった見方が主流だったように思う。それが次の犯行が起こった後、状況の類似性から一気に単独犯による連続的な犯行に見方が変わったように記憶している。

今のところ、まだ下元八運であること、前回の下元八運戊子年に連続テロとかがなかったようであるということから、偶発的に2つの事件が重なったか、最初は物取りによる偶発的な事件だったのが、その報道を聞いた別人が次の犯行を行ったのではないかという気がしている。

でももし後者であったのなら、こちらの方が真に恐ろしい事態だろう。誰かが偶発的な犯罪を犯すとそれがトリガとなって、全く無関係の誰かがテロを起こしてしまうくらいに、社会に絶望と不満が蓄積されているということなのだから。