ネタのたな卸し

選吉に使えない卜占術って無いよね

どこかには「奇門遁甲は卜占術であって方位には使えない」という説があったりするらしい。
少なくとも時刻トリガの卜占術で方位選択に使えない術はないだろう。奇門遁甲は九宮がベースなので8方位から選択できるし、六壬神課なら十二支ベースなので12方位から、太乙神数なら十二支+四隅の16方位から選択できる。時刻トリガなので前もって作盤・立課してどの日どの時にどの方位を採るか考えることもできる。

周易だって方位採りに使うことができるだろう。
実際に実験とかしたことは無いけれども、アイデアなら幾つかは出て来る。頭の中にしまっておいても仕方がないのでネタのたな卸しをして頭を軽くすることにした。

一番簡単に出てくるのは、得卦が吉なら上卦下卦で得爻の入ってる方の八卦の方位を使うことだろう。梅花心易を応用したらもう少し複雑なこともできるかもしれない。
次に出て来るのは混ぜるのは危険とはいえ、六爻に納支してその方位を使う方法は充分に考慮対象だろう。得卦が吉なら得爻十二支の方位をそのまま使えば良いし、凶なら得爻十二支を制する十二支方位を使えば良い。制するとしても刑冲はちょっと使い難いとは思うけど。
後は玄空大卦とかの羅盤に刻まれた卦を使うのもあるだろう。当然、本来の使い方とは違うけどね。

まあこれくらいなら誰でも思いつくことだと思う。