外注完全終了

所を得る六親





私の命式だと月干に比肩、年干に偏財、年支の中に正印がある。これらは兄、父、母に対応する通変になっている。年柱は両親、月柱は兄弟姉妹の場所なので全て所を得ている。6年前に兄が、昨年に父が、そして先日母が亡くなったので所を得た六親が全て亡くなったことになる。所を得た六親が生きているということは、言ってみれば自分の運命を外注に出していることになる。父母が亡くなって外注が終了した。60代半ばになってやっと親離れできた感じだ。

なお今の私の通変の六親への対応付けは、かなりガチガチに性別と正偏に拘っている。
私は男に生まれたので、正印を母、正印の夫*1である偏在が父、男の兄弟は比肩ということになる。男にとって子供は配偶者である正財が生み出すもので、男子なら偏官、女子なら正官となる。
女性の場合は母は同性なので偏印、父は正財、兄弟は劫財、姉妹は比肩、子供は男子なら傷官、女子なら食神になる。
まとめるとこんな感じ。

今の御時世に合ってないかもしれないけど今はこうしている。

ところで私の両親は自分の誕生日に関心のない人達だったので、介護に関わるようになってやっと両親の誕生日を確認した。母が亡くなってやっと母の命式を出してみたら、ちょっと珍しい生まれだった。生時は不詳だけどこんな感じになる。





年月日で寅卯辰の方合が成立している。そのうち生時推測でもしてみるか。

*1:つまり正印の正官