ペロシ米下院議長の動向

台湾に行くのか?

外遊中のペロシ米下院議長が台湾訪問を希望しているとのことで中国が反発している。
性懲りなく占ってみることにした。

伏吟課を得た。伏吟課は進むに進めず変えることの出来ない状況に苦しむのを第一義にしている。ただし動き始めると三伝が刑で繋がるので結末まで早い。
さて伏吟課ではあるがペロシは既に外遊に出発しており、この伏吟課は既に動いていると見える。ただ杜伝格であり、すんなり末伝までは進まないと考えられる。
杜伝格の『杜』は奇門遁甲の杜門と同じく塞がることを意味している。六壬では発用が自刑の時に三伝の繋がりが塞がったとして、一課か三課の発用ではない方を中伝に立てる。

まあ中国が盛んに「行くな」と言っているわけで、ウクライナ情勢に加えて対中国で最悪戦争の決断が必要な厄介事に対応する余裕が今の米国にあるとは思えない。ただ米国政府の見解として「政府として行って欲しくはないけど、個人で行くなら止めることはできない」があるみたいなので、ペロシがどう判断するかにかかっている。

ペロシは1940年3月生まれなので、本命が辰で行年が戌になる。四課三伝には年命ともに絡んでない。また中伝・末伝とも空亡絡みの脱気で徳神の発用を尅している。
ペロシにとっては不本意だろうけど、日和って台湾には行かないんじゃないだろうか。結果は夜には出るそうなので当たり外れは本日中に判る。