真太陽時の計算

Swiss Ephemeris を使う

今、四柱推命の命式作成について色々考えている。まず二十四節季を定気にするか恒気にするか、とか均時差入れるのか入れないのかとか、色々選択肢を作っていく必要がある。
定気の節季については、かなり前に1900-2100年くらいの範囲で計算が終わっている。そのデータを使えば恒気の計算も可能だ。

残る問題は時刻で均時差の計算が問題になる。ただ色々考えてみたら、Swiss Ephemeris を使えば均時差抜きに真太陽時を直接に計算することができることに気が付いた。
恒星時は春分点の子午線から測った時角を24時表記したものだ。これは Swiss Ephemeris で計算できる。そして太陽位置の計算は Swiss Ephemeris でできるし、オプションを使えば赤道座標の得ることができる。太陽の赤経と恒星時から太陽の時角、つまり真太陽時を得ることができる。

あと気がついたけど、真太陽時は太陽の南中から南中までを1日とし、それを24時間とする時刻なので観測地点の緯度は関係がない。つまり Geocentric ということだ。
一方、太陽高度をベースした時刻*1は、日の出、日の入という地平線*2に関わる時刻を使用しているので、必然的に Topocentric になる。

Swiss Ephemeris 便利だから皆で使い倒そうぜ。

*1:最近、それを『不定時』と勝手によんでいる。正しいかどうかは知らない。

*2:というより『地平円錐』とでもいうべきものだ。