今の所は単なる妄想

新年座談会を終えて

この前の25日火曜の(ゆるっと)東洋占術を語る会の新年座談会が開かれた。質問の中に、

世界的にジェンダーレスの流れが来ている中で、東洋占術の見方はどう変化していくのでしょう。

というのがあった。東洋占術では男女の別は重要で、男から見たパートナーとか、女から見たパートナーについて着目点か全く異なっていたりするし、四柱推命の大運や紫微斗数の大限といった10年運は、男女の別と生年干支の陰陽の組み合わせで、順行したり逆行したりする。この大運や大限の特質から、その順逆によって男女の別が推測できると考えることもできる。

前にも書いたと思うけれども、性については最低でも以下の独立したパラメータが存在して、そのパラメータには広い分布があると思う。

  • 身体の性別と性自認のギャップ
    • ギャップから来る苦しみが、時々異性装をすることで緩和される、から、外科手術によって外性器を除去もしくか無効化するまで解消されないまで。
  • パートナーに求める性別
  • パートナーとの濃厚な身体接触への欲求
    • 全くない、から、非常にあるまで。

どのパラメータも最頻値から外れるとしんどいモノだけど、特に身体の性別と性自認のギャップの問題は大きいと思う。外科手術による外性器の変更は、リセットが効かないため、適合判定は非常に慎重に行われるし時間もかかる。

ここで、大運とか大限の順逆でどちらが現実に適合しているかの判定が、外科手術の適合判定の補助となることができたのなら、占いが直接に社会貢献できる初めての例となるのではないだろうか。