だらだらと

昔、私を誹謗するスレが2chに3つ立ってた

金玉さんが自分への誹謗に対して訴訟でケリをつけることにして「今の段階での和解なら受け入れる。誹謗の投稿者のIPと実名他が紐付いた段階では和解しない。」と宣言している。借金玉さんは、金が出来たこと、顧問弁護士を得たことで、この手段に踏み切ることができたわけだけど、そういったリソースを持たない人が泣き寝入りをするしかない状況に強い憤りを感じている。

「かくいう私も童貞でね」じゃなかった、かくいう私も以前は2chに私のハンドルを冠した誹謗スレが3つ立ってたことがある。立てた人間は見当がついてて既に故人だ。発端はmixi占星術のコミュだった。ほとんど John Flory の受け売りでモダンな占星術に対して全方位でケンカ売ってた人がいて、まあフクロにされていたわけだ。で、当時の2chにはその人を誹謗するためのスレが立っていた、それもその人物の個人情報を漁って痛めつけようという趣旨のスレだった。当のフクロにされていた人に大した思いいれは無かったけど、その当時の2chに少しは愛着があったので、こういう使い方には嫌悪があった。それで、mixi占星術2chの両方に探りを入れてみた。

そしたら、mixi占星術のコミュで大御所の後ろから石投げてるような投稿しているジイサンからマイミク申請があった。受けたらサッとマイミク外していった。mixiでマイミクになったら、一応実名と大まかな住所を知ることができる。ニフティと似た感じだ。で、「ああ、エンジェル・ライン使ったな」と見当が付いた。まあこちらは、とっくに電話番号簿への掲載はやめていたので無駄足だったのだけど。

で、2chでちょっと揶揄ったら怒涛の投稿とスレ立てとなったわけだ。ほんと手数だけはあるジイサンで自分に不利なポストがあると大量ポストで押し流すのと、スレを使い切らないままで放置して別スレ立てるのを専らにしていた。私の方はスレに火が付いて、この怒涛の投稿者が件のジイサンだと周知された所で2chからは手を引いた。件のジイサンの冠スレが3つくらいまで立ったのを知ったのは相当たってからだった。このジイサンの冠スレで得た情報から少し手を尽くしてジイサンの住所とか割っておいたわけだけど後で役にたった。

もっとも当時は弁護士雇う金がなかったので訴訟とかを思いきることはできなかった。なので借金玉さんの憤りはよく分かる。と、借金玉さんの勝に賭けているのでチップを少しだが積んでみた。

で、このジイサン、他の人にも同じようなヤリクチで誹謗の限りを尽くしていたので、最終的には名誉棄損で略式起訴となって賞罰の罰が1つついたわけだ*1。このジイサンはインド占星術をやっていて、元オウム信者羽田洋二(ハタヨーギー)から習ったみたいだ。オウム真理教ではハタヨーギーが中心になってラオのインド占星術のテキストを翻訳して研究を進めていたようだ。このチームは今は上祐の所にいるらしい。

もっともオウム真理教でのインド占星術のテキストの翻訳は手探りで始めたわけで、ちゃんと習った人からみると穴が目立ったらしい。で、件のジイサンは伝手を頼って*2インドに行ってラオの所で勉強したらしい。帰国したら散々吹きまくるだろうと思っていたらそうでもなかった。不思議だった。件のジイサン、どうやらラオの所の機関紙を勝手に翻訳して自分の研究成果のようにブログに載せていたそうで、ラオとかから相当に怒られたらしい。それでもゴメンナサイできなかったみたいで、ラオの名前を使えなくなったようだ*3。それから程なくして、ラオや日本でラオの窓口になってる清水先生を誹謗するポストがインド占星術スレにポストされるようになった。分かり易いよね。

余談だけど、オウム真理教のインド占星術チームは村井率いる『大宇宙占星学』のチームとは完全に独立で交流もなかったようだ。松永英明の話では村井が刺殺された後、村井のPCが壊れて『大宇宙占星学』関連の資料は全て失われたそうだけど、辛うじて一部分は残っているらしい*4

で、件のジイサン、他人の研究を自分のもののようにネットに乗せるのが日常茶飯事だった。石川源晃先生のとこの金子先生が講義したホラリーの資料をそのままパクってブログに乗せたのが切っ掛けになって、それまでの盗用までばれることになった。件のジイサンが出したインド占星術の入門書のインド占星術と西洋占星術の比較で使われた西洋占星術についての記述はほとんどが石川源晃先生の著述の剽窃だったそうだ。この関係で件のジイサンの連絡先を知っているかと石川源晃先生の関係者から問い合わせがあったので、既に割っておいた住所とか知らせておいた。盗作してできたインド占星術の入門書は絶版になったそうだ。

まあ世間て案外狭いよね。

ついでにいうと、件のジイサンの絶版にならなかった方のインド占星術本もハタヨーギーのテキストを盗作したんじゃないかと思ってるし、ジイサン、確率についてマトモな理解が無かったので統計による労務管理の著作も、もう一方の著者にパワハラかまして自分を著者にねじ込んだんじゃないかと思ってる。

*1:このジイサンのオマケで民事裁判の被告になった2人にも相当呆れたけどさ。

*2:清水先生あたりか?

*3:2chでオレはラオと個人的にも親しいんだと吹いてたけどね。

*4:最近知った。