辛丑の大運
四柱推命で行運の影響で身の強弱が変わるとした時に、今の丁酉の大運で極身弱の従児格から身弱傷官格に変化している可能性があるというエントリを上げたことがある。この時、すっかり忘れていたけれども、今年の年干支と同じ干支の大運を過ごしたことがあったのだった。15~24歳がそれだ。
で、色々思い出した。大まかに高校の3年間と大学の4年間、そして修士の2年間が辛丑の大運に当たる。この間、入試に失敗したことは無かった。
時柱 | 日柱 | 月柱 | 年柱 | 大運 | 歳運 |
---|---|---|---|---|---|
甲 寅 |
癸 巳 |
癸 卯 |
丁 酉 |
辛 丑 |
乙 卯 |
大学入試のあった昭和50年は乙卯年で、従児格なら吉で身弱傷官格なら凶になると推測できる。ただ大運を入れて巳-酉-丑の金局が成局して辛が透っていることを考えると、以下の5つの可能性は捨てきれないと思う。
- 身の強弱は生涯不変である。
- 身弱傷官格に変化していたが大運の吉が歳運の凶を上回った。
- 甲寅、乙卯の強い食傷の歳運では従児格に戻っていた。
- 辛丑の大運が特殊で身強にまで変化していた。
- 大運の四方の影響はかなり強くて西方運では身弱傷官格に変化するが、北方運では従児格のままだった。
できたら5番目は無い方が嬉しい。来年からの丙申の大運も身弱傷官格のままだと丙が忌財なので、生涯自分で稼ぐ金とは無縁ということになってしまう。