日蝕って新月の日に起こるんだよ。へぇ~すごぉ~い、みたいな。

これを『深奥』と言いますか

dis話なので、そういうのが御嫌いな方は、このページを離れて下さい。検索サイトはいかがですか?“Google

まぁ敵認定させてもらってる安倍一輝さんなんだけど、『命盤の深奥』というエントリをあげていた。紫微斗数の命盤が60年経つと同じものが現れることに紫微斗数の命盤の深奥さを感じたのだそうだ。

紫微斗数の基盤となっている太陰太陽暦についていうと、19太陽年が235朔望月とほぼ等しいというメトン周期があるわけで、私なんかは反射的に「そう都合よく行くものか」と考えてしまう。で、件のエントリを読んで行くと、そういう話は一切無視して、同じ太陰太陽暦の日付で作盤していた。そんな縛りで良いのなら、あったり前じゃん。

化曜星を含む十干系の星は当然のように10年の周期だし、宮干は五虎遁で決まるので5年周期、小限は生年支で決まるので12年周期、最小公倍数は60だよね。この条件下で同じ太陰太陽暦の日付と生時を持ってきたら同じ命盤がでないわけがない。

四柱推命だって60年後には大抵半分くらいの人は四柱全て同じの干支の命式が出てくる。例えば1957年03月22日と同じ年干支、月干支、日干支の日は60年後の2017年03月07日に巡ってくる。時支が同じなら時干は五鼠遁で決まるから時干も同じになるよね。

まるで、

日蝕って新月の日に起こるんだよ。
へぇ~すごぉ~い。

みたいな印象を受けたのは、私の僻目ですかねぇ。