『砂』と『水』について何も理解していない人

椎羅さんの『紫微斗数入門』を盗作した中島多加仁さんのオフィシャルブログに、またまた見過ごせない記述があったので指摘しておく。

青竜と白虎の活用法』のエントリだが、以下のような記述がある。

この場合の「砂」は、砂そのものである必要はありません。
ようは、防壁になればなんでもいい。
実際の風水では、昨日紹介した皇居の例のように、
堀であったり、
鉄道であったり、
道路だったり、
丘だったりします。

どうも中島多加仁さんにとって『砂』と『水』の区別などは、どうでも好いことらしい。龍穴砂水の風水において『砂』は本来は丘陵であって、玄武である背山よりは低いことが要求される。小さな所では建物や樹木で代用が可能だが、『堀』、『鉄道』、『道路』等は物や人の移動に関わるもので『水』に属するものだ。

中島さんは『背山臨水』や『砂環水抱』という言葉は知っていても、『蔵風聚水』ないし『蔵風得水』とうい言葉は知らないらしい。堀や鉄道、道路では風を蔵することなどできないだろうに。今年の4月29日に『盗作の人ってこんなもんか』のエントリで、『巒頭』と『理気』の理解が間違っていることを指摘しておいたが、それから2ヶ月たっていないわけで、こんなヤッツケでいい加減な風水を他人様に講義なんてよくやるよ(呆