12月23日金沢文庫


安倍晴明「占事略决」詳解

金沢文庫で12月23日に開かれた金沢文庫月例講座は、『金沢文庫の「卜筮書」』というタイトルで、この方面を以前から研究されている西岡学芸課長が講師だった。非常にエキサイティングな内容で、金沢文庫の「卜筮書」自体の数奇な運命、羅振玉との係り合いと、聞きどころは多かったのだけど、結論が六壬者にとって最も重要だった。つまり金沢文庫の「卜筮書」は現存する最古の六壬書であるということだ。

しかし拙著の『安部晴明「占事略决」詳解』が配布されたプリントに参考書としてあげられていたのには、ちょっと舞い上がった。