更に十二支と人体の対応

人体との対応のエントリの追記に玄珠さんから『大六壬金口訣』の「占人身上瘢靨」に以下の記述があるとのコメントをもらった。

午面未頭子丑足 亥寅為膝巳申肩
辰酉両膊卯戌股 左右東西弁別観

これを図にしてみると、

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「左右東西弁別観」とあるので、相手と向き合っているとすると子から巳が右側、申から亥が左側ということになるのだろう。ただ男女で左右が逆とか色々考える余地はあるかと思う。

「股」に左右があるのは、「お尻が二つに割れてる」からだろう。「膝」は膝枕を考えると大腿部なのだろう。なので「足」は膝関節の先全体を指している。そういえばこの対応付けはその昔どこかで見たような気もする。

ただ胴体を直接指す十二支が無いがないのが不思議といえば不思議だ。もっとも十二支と経絡との対応付けがあるので、胴体についてはそちらを使うのだろう。

こうして見ると、西洋占星術では人体を1本の棒もしくは十字架のようにとらえて左右を気にしていないけれども、東洋の十二支では左右を気にした当てはめになっている。紫微斗数等では、ハウスの十二宮やこの十二支を使って身体的な特徴と対応付けることによって、命盤の適合性のチェック等が可能になるのだろう。

九宮と人体との対応

巽宮
離宮
坤宮
震宮
中宮
兌宮
艮宮
坎宮
乾宮

スタンダードな九宮*1にも当然のように人体との対応がある。これも「左右東西弁別観」なのだろう。一白に生殖器系の象意があるのは、定位の坎宮が股にあたっていることも影響していると考えられる。

*1:つまり透派奇門遁甲に組み込まれた紫白九星である“くぐう”ではないということ。