2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

従革

金属を金属たらしめるもの 金属は以下のような特徴を持っている。 金属光沢 電気と熱の良導体 展性・延性 金属の展性・延性に着目したせいか、五行の金行は『従革』の別名がある*1 この金属の特性は、金属中の自由電子がもたらしたものだ。自由電子が金属表…

日月建

安宅の呪符 遠野市立博物館の長谷川副主幹兼学芸員から頂いたメールによると件の呪符は、 資料名 安宅(あんたく) 受入年月日 昭和55年4月18日 資料所在地 岩手県遠野市青笹町 個人所蔵 内容 山伏関係資料 地鎮祭や新築の際の家屋安全のまじないに使用した…

戌魁罡

遠野市立博物館に行った 常設資料 遠野の山伏呪符種々の災難をしりぞけるまじな いに使用されたもの経文を納めた経筒と悪魔をはらい、降伏させる祈祷 等に使用された刀神楽面遠野の山伏・慈聖院に伝えられていた山伏神楽の面。遠野の神楽の大部分は山伏が伝 …

蛤、辰、蜃気楼

二枚貝の象形文字 先日『申』字が稲妻の象形文字という『稲妻、申、電、神』のエントリを上げたけれども、同じように象形文字から出発して、多義性が限界を越えて偏や冠で字義を限定した文字が作られた文字が、十二支には『申』の他にもある。『辰』がそれだ…

オレの紫微斗数には悪が足りてないみたいだ

マンガ『クロサギ』シリーズ ちょっと気が向いたのでマンガの『クロサギ』シリーズ*1をそろえて読んだ。『クロサギ』シリーズは、主人公*2が、詐欺師に詐欺を仕掛けて破滅させることを繰り返しながら、自分の父親を破滅させた大物詐欺師や銀行家に肉薄し仕留…

稲妻、申、電、神

稲妻の象形文字 『申』字は稲妻の象形文字で春秋時代までは書体が安定しているけれども、戦国時代から変化を始めて今の『申』字となって行く。図は申-Wiktionaryから拝借した。物理的には稲妻は放電現象になる。雲の中で摩擦による静電気が発生し、それが雲…

熱と燃焼、他に電気とか

キッチンの特異性 最近のIHは別にして、キッチンでは水仕事で水を流し煮炊き他でガスを燃やす。水は陰生気を留めるので陰生気を流しに捨てることになるし、燃焼では多分、陽生気を消費する。 この陰生気と陽生気は私が学んだ妙派風水で使われている用語で他…