2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

方位の区分

四隅は60°か45°か 昨日、大海水さんがこんなtweetしてた。 東西南北を30度、その他を60度で方位を区切る手法が危険な事をまざまざと感じました。去年、ある方から授かった移転の法の確度も益々あがりました。これはもっと検証して行きたいです。— 大海水 (@t…

まだ古びてないよね

名著『紫微斗数入門』 椎羅さんの『紫微斗数入門』は、ここからダウロードできる。日本で初めての無料の紫微斗数入門のためのテキストだ。盗作されたこともあるし、本来無料なのに著者に無断で販売されていたこともある。紫微斗数で使う14主星の象意が判り易…

告知色々

六壬神課の生徒さん募集 これまでは大っぴらにはやってきませんでしたが、六壬神課の講習します。受講料は以下の通りです。 対面で私を拘束しての講義の場合は、特に時間制限なく御1人1回につき1万円 メールによる質問と回答+適宜Skypeでの講義の場合は、御…

続きがあった

カッコ付けたら何でも有りらしい 先日の『こういうのを世間じゃ『魔女』とよぶのか』のエントリに埋め込んでおいたヘイズ中村さんのtweetが件の記事の筆者に伝わったようで*1色々あった*2。 この方は魔女という言葉を安易に流用して、結局はMBに群がる人たち…

十方暮の謎

八専と十方暮 八専は壬子日から始まる癸亥日までの六十干支の終端の12日間で、壬子、甲寅、乙卯、丁巳、己未、庚申、辛酉、癸亥と干と支が同じ五行*1の日が8日間集中して出現することから名付けられたのは間違いないだろう*2。同じように、壬午日から始まっ…

こういうのを世間じゃ『魔女』とよぶのか

こんな記事があった twitterのTLに『「私」が「魔女」になるまで ―「占い/おまじない」の役割とその変容』についてのtweetが流れてきた。で、元記事を読みに行ったわけだ。日本でのスピ系の流れの分析の後にこんなことが書いてあった。 ただし、今日の「占…

ハヤブサ2、おめでとう

私は外したわけだけど 本日、ハヤブサ2が小惑星リュウグウへのタッチダウンに成功したとJAXAから発表があった。 www3.nhk.or.jp朝のニュースでハヤブサ2のチャレンジが午前中に行われることを知った私は首尾を六壬に問うてみた。得られたのが以下の課式。 で…

科学が持っていた『批評性』

オームの法則 オーム(Georg Simon Ohm)によって再発見された*1『オームの法則』は、電流Iと抵抗R、そして電圧Vの間に、 V=RI というシンプルな関係が成立する、というものだ。そしてこの法則は、適切にコントロールされた実験環境で得られたデータとデータ…

こんなところに黒門さん

現代アートと風水 Google Alertで『風水』を含むニュースとかをチェックしている。まぁ普通は下らないニュースばっかりがつかまるし、時には『〇〇風水着』みたいなのも拾ってくる。今日は少々違うものがつかまってきた。GQ Japanというサイトの『「現代美術…

佐藤壮朗さん

六壬と周易の達者 ※今日のエントリは最後まで読んだ方が善いよ。佐藤壮朗さんは時々このブログで名前が出てくる人だけど、ニフティのFFORTUNEからの付き合いなのでパソコン通信で知り合ってから20年以上になる。拙著の『安倍晴明「占事略决」詳解』を書く時…

四柱推命の大運

大運の計算方法 四柱推命には大運を計算して10年単位の運勢を見る技法がある。大運は生まれてすぐからの立運の期間は0~10年で、生まれた日によって様々だけれども、それを過ぎるとキッチリ10年で変わる*1。この立運の期間の計算方法は初心者にとっては難し…

金口訣六壬

六壬のバリエーション 六壬神課には様々なバリエーションがある。普通の六壬をバリエーションと区別するために『大六壬』とよぶことがあるくらいバリエーションがある。例えば『中六壬』なんていうものもある。小六壬を六壬のバリエーションと言って良いかは…

星新一著『きまぐれ体験紀行』

星新一が体験した四柱推命と鉄板神数 1985年に角川文庫から星新一の『きまぐれ体験紀行』の初版が出版されている。星新一が体験した海外旅行の紀行文を集めたもので、その中に『香港・台湾占い旅行』という一節がある。これは「文芸春秋デラックス」誌が企画…

孫悟空にはヘソが無い

西遊記と皇極経世書 西遊記は玄奘三蔵が仏教の経典を求めてインドまで行ったという史実をベースに作られた『大唐三蔵取経詩話』をコアに、様々な説話が取り入れられて成立したことが判っている。たとえ呉承恩が本当に最終的な編纂者であったとしても*1、呉承…

デバッグした

紫微斗数作盤プログラムのバグ ヘイズ中村さんから、以下のtweetがあったという知らせを受けたのが2月8日だった。 RTした作盤サービス違う気がするのよね。出先で我が家の家族しか確認してないけど、全員違う。私、武曲だって。。。私の占い受けたことある方…

ここは怒るところだよね

知人がこんなこと書いてた 占いは所詮 虚構の理論の上の児戯に過ぎないと信じています。 そうですか。宜しい、あなたは神仏の声を聞く宗教家で、私は虚構の理論を捏ね繰り回し児戯に耽る所詮占い師だ。 である以上、今後、お互いの道が交差することは無いよ…

怒濤の一週間

先週はイベント盛り沢山 先週、2月4日(月)~10日(日)は、イベント盛り沢山だった。 2月04日11:00- 小田原で講義*1 2月05日18:00- 占いカフェ&バー燦伍での交流会参加http://khakisenda.wixsite.com/eranos 2月06日19:00-21:30 占い師スナック参加http:/…

占いバイキング出演

占いバイキング 実占の平場では駆け出しですが、まんだらけ中野店で明日開かれる『占いバイキング』に出演します。一所懸命に占わさせて頂きます。 宜しく御願いします。

壇上で考えていたこと

占い師スナック 2月6日(水)に開かれた占い師スナックに私も参加してきた。で、「完全包囲!?占術横断ウルトラ占いエクシビジョン」のコーナーで私も壇上に上がって占ってきた。六壬で占ってきた。通常は占い師にも守秘義務があるので、占いの内容を公開し…

ヘボがオノレの占いを振り返る

外しました 『なんとなく占った』のエントリで、世間一般の立春の日の天候を占って、以下の課式を得た。 で、こう書いた。 発用は小吉(未)で天后が乗じている。天后は雨の象だ。もっとも発用が日墓ながらも小吉なので案外暖かい可能性がある。ということで…

平妖伝の思い出

三遂平妖伝 沈括の『夢渓筆談』を読んでいると馴染みのある元号や人物がよく出てくる。馴染みのある元号というのは『景佑』で、この時代には三式について欽定のテキストが出版されている。つまり『景佑六壬神定経』、『景佑遁甲符応経』と『景佑太乙福応経』…