2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

空亡空亡言う人がいるけどさ

Wilipediaで政治家の生年月日を適当に集めて、初代と世襲で空亡持ちの比率を調べてみた。適当なんで最終回答ではないけど、初代52名中に年月に空亡のある人間は12名、世襲の政治家52名中年月に空亡のある人間は15名いた。52名くらいのサンプルなので確たるこ…

『算命』の人には、あまり善い思い出がない

その昔、パソコン通信でNIFTY-Serveが一人勝ちしていた頃、占いフォーラム(FFORTUNE)や、そこから分岐した占いフォーラム東洋館(FFORTE)では、様々な議論が交わされていて物凄く勉強になった。ただまぁ、たまに困ったちゃんがやって来ることもあった。代…

昔話をしよう

大野先生がこんなtweetをされてた。 現在流通の四庫本『李虚中命書』は明『永楽大典』の引用を集めたものなので問題があり、劉国忠氏は宋『五行精紀』の引用からその原貌を明らかにした https://t.co/ZYVEIbm5ad どちらにしろ李虚中は年月日時(四柱)を用いた…

コメントのやり取りが続いているわけだけど

先日の『どうも引っ掛かる』というエントリに関連して、『易、風水、暦、養生、処世 東アジアの宇宙観(コスモロジー)』の著者の水野杏紀さんとコメントのやり取りが続いている。『貞』字の解釈をめぐって私と水野さんとでは、読み方の前提となる御互いの立ち…

秦に踏みつぶされた楚の十二建除

本当はもっと早く行きたかったのだけれど、季節外れのインフルエンザ*1に罹ってしまって昨日になってしまった。『両漢における易と三礼』所収の、劉楽賢(広瀬馨雄訳)「出土文献から見た楚と秦の選択術の異動と影響−楚系選択術中の「危」字の解釈兼ねて」(…

読書とか

本日の読むべき本 両漢における易と三礼北海道大学の大野裕司先生の『戦国秦漢出土術数文献の基礎的研究』を読み返している。 論文篇を先に読んでしまって、解題篇をチビチビと読んでいるわけだ。二章の『五行』に面白い記述があった。この二章の冒頭は「江…