2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

春節に薄い本を売りに行く

斗柄舎の内部資料として一部は公開していたものを含めて、幾つか薄い本にして鴨書店で販売して頂けることになった。まずは以下の2冊から始めた。 斗柄舎資料集① 時刻についての概説天体の日周運動に基づく時刻についての解説 暦についての概説太陰太陽暦と遁…

そろそろ一言、言っておくか

安倍晴明「占事略决」詳解未だに拙著の『安倍晴明「占事略决」詳解』が、小坂眞二先生の「安倍晴明撰『占事略決』と陰陽道」をリライトしたものだとか*1読みもしないで、書き散らす連中がいるけれども、拙著は小坂眞二先生にも献本させて頂いており、先生か…

阿部泰山て、やっぱり偉い人だっと思う

昔々、透派十三世の張さんは泰山の六壬を評して『体系的でなくて習得できない』とか言っていたけれども、今、泰山の六壬関係の著作を読むと、私が長い回り道をしてやっと身に付けた型が泰山の著作に書いてあったりする。やっぱり泰山て偉い人だったと思う。…

象からは逃げられない

不運の期間というのは物事が順調に進まないし、付き合うとマズい人と出会ったり、やってはいけないことをやってしまったりする。そして時の流れに乗ってやって来る不運を避ける方法は無い。ただこの不運の期間を不運の象を使ってやり過ごすことはできる。あ…

やっぱりね

an・anの占い特集号について、東洋占術の項目を執筆された方が補足のエントリをげられていたのだけれども、やはり六壬ではずいぶん苦労されたようだ。今年の立春の時刻で作盤されたということがわかって、ちょっとスッキリした。

大した意味のないことをしつこく考えてみた

図1. 北半球での日周運動の模式図.北半球の中緯度帯*1において、太陽を含めた天体の日周運動は、東から上昇を開始して時間の経過とともに高度を上げて南中したときがもっとも最高度となる。これを模式的にしめしたのが図1で、卯刻に東の地平線に現れた天体は…

2chでちょっと見過ごせないものを見た

2chに『-紫微斗数 星読み師taka 中島多加仁-』というスレッドがある。その950のエントリに以下の文がある。 Nさんの本は今まで通り売られてるだろ 問題があれば売られてないだろうが 出版社であるアメーバブックス*1の山川健一社長を交えて決定したことは、…

明けましておめでとうございます。今年は元日の今日が朔を含む1日でもあるという、ちょっと珍しい年です。朔とは月と太陽の黄経が一致する瞬間、つまり新月となる瞬間で朔望月は朔を含む日から始まります。ですので朔には“ついたち”の訓があります。『ついた…