2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

紫白九星

日本で九星というと通常は紫白九星になる。少し頭の整理をしようということで、色々ともがいているところだ。 巽 離 坤 震 四緑殺 九紫生 二黒旺 三碧殺 五黄 七赤洩 八白旺 一白財 六白洩 兌 艮 坎 乾 右の図は紫白九星の定位の図で、飛星派風水と同じよう…

月による金星蝕

8月14日に月が金星を隠す蝕が発生した。かってこの金星蝕が重要な局面で発生したことがあったのは、『指神子の占例』や『そうか悪左府か』のエントリで触れてきた。もっとも金星蝕を占った、指しの御子−安倍泰親が六壬の課式を立てたとしたらどうなったにつ…

門と星

奇門遁甲において門と星では作用機序が異なっているだろうし、本来の奇門遁甲では門を使った遁法こそが用法の基本なのだけれども、知らない人は知らないし、教えてあげても「アーアー聞こえない」と耳を塞ぐ人は多い。

納音五行

五行の音は、低い方から宮(土)・商(金)・角(木)・徴(火)・羽(水)と並んでいて、五行の生成順序である水火木金土の逆順になっている。干支を納音五行毎にまとめると以下のようになる。 宮(土) 商(金) 角(木) 徴(火) 羽(水) 庚午 辛未戊寅…

豆知識

昨晩、椎羅さんが東京講座でやってきたので、大石さんとかも交えて話にふけってきた。で、幾つか小ネタを仕入れたのでメモ代わり。 六壬勘文という言い方は正しくない。六壬式占文が正しい。 奇門遁甲が甲なら、六壬は壬だ。 三式で六壬と遁甲は意外と近い。…

断易と音楽

ヨーロッパ世界と中国の両方でピタゴラス音階と同じ音階を使用してきたことは、この『はてな日記』でも指摘してきた。そして中国音階が十二支と1対1対応があった以上、西洋占星術の黄道十二宮とピタゴラス音階に対応があったと考えることは、そんなに冒険で…

基準卦

基準卦というもの この前の【第4回 お台場占いバイキング】にスタッフとして参加したついでに、最近やっと卦象が見えるようになってきたこともあって、飛び入りで周易を披露してきた。筮竹捌く*1のは今では珍しいらしくて写真撮られたらしい。 元勇準博士の…

大石さんの六壬講義

既に大石真行さんのブログでアナウンスがあったけれども、大石さんが六壬の講義を始めるそうだ。昨晩、正式に玄学舎のサイトで告知があった。テキストに略决写本の中から京都大学図書館蔵本を採用しているので、読み下しから始めるようだ。ひょっとすると京…