2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

天保新選永代大雑書萬暦大成

という本がある。私が持っているのはかなり昔に神宮館から出版されたもので、大阪大学在学中に心斎橋の中尾書店で購入した記憶がある。なんか調べてみたらAmazonのマーケットプレイスで購入できるらしい。内容は江戸時代*1の天文・地理・暦・占い・マジナイ…

インド占星術の日本での動向

今からインド占星術の勉強をするつもりはないけど、ラオの直弟子でもある清水さんの動向は時々チェックさせてもらっている。しばらくぶりで見に行ったらサイトがずいぶんと充実していた。大きく変わったのは、サイトのトップページが『ポールのヴェーダ占星…

貪狼星

紫微斗数の貪狼星はいわゆる欲望の星ではあるのだけど、命宮に貪狼星のある人が奔放な性生活をおくっているかというと、実はそうではないことが多い。このあたりは、親しくさせてもらっている田中さんの「大久保占い日記」の「プチ紫微斗数の話〜貪狼星」で…

四神相応とか

“Wikipedia - 四神相応”の項目の編集もかなり落ち着いた感じになってきた。私が編集に参加しはじめた頃は、まだ四神相応=山川道沢を頑強に主張する人はいたのだが、ノートでのやり取りを通じて、現代でも確認できる古文献において使用されている『四神相応…

せっかくトラックバックしていただいたので

私なりの考えを。最初にいっておくと私のブクマコメントである「結局のところ『釣りでした、ごめんなさい』か。ごめんなさいがあるだけでもかなりマシ」は、「昨日の記事の補足とか。」に付けたものです。なぜブクマコメントのような印象を持ったかというと…

さすがに別人と思っていたけど

どうも、あの「清龍」とか「山天大壮」と誤記をしていたり、蒙の卦辞とか彖とか知らない割には易について御高説を垂れていたMr. Agastia氏と本多信明先生は同一人物だったらしい。Mr. Agastia氏の易についての御高説については↓を参照して下さい。http://d.h…

最近の香港の太陰太陽暦

知人からの情報では、最近の香港の太陰太陽暦ではかなり荒っぽい置閏法が採用されているそうだ。なんでも冬至を含む月から次の冬至を含む月までに13ヵ月ある場合は、冬至を含む月の次の月を閏として、後は順次月を割り振って行くらしい。こんな荒っぽい置閏…

ちょっとこれは学問的な態度ではないですよね

なんか本多先生が人相の話を書いているわけだけど、付けられている図が、天童先生が講義で使用されている図に酷似している。出典があるならそれを明記されるべきではないでしょうか。一応、魚拓を取っておいた。 http://s03.megalodon.jp/2009-0213-1546-41/…

ということで

本多信明先生の以下は非常に皮相な観点からの一方的な決め付けだと思う。 追記1: このブログで私が言いたいことは、「中国系占術が現状ではあまりにもバラバラで不統一である」というまぎれもない事実のことである。 http://chardash21.astro459.com/?eid=1…

四柱推命の大雑把な沿革

干支術を背景として個人の命運を占おうとする試みは色々な曲折を経て、徐子平(徐居易)によって「淵海子平」としてまとめられた。「淵海子平」では日干を本人として、四柱八字に透っていたり蔵されている十干と日干との相互作用に付けられたタグである通変…