2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

予嘗為女妄言之、女以妄聽之*4

タイトル通り1から10まで妄想の話。信長とか義満の話をしてしまうと、この話をしたくてたまらなくなるので、個人的なガス抜きです。興味のない人は読まないこと。かって皇室に手を出した義満と信長は、それぞれ目的達成の直前に急死している。政治的に皇室を…

Tarot ←私はタローと読みます

蘭光生というエロ作家がいた。蘭光生は多くのペンネームを使って著述活動をしていた。式貴士はその中でも一番有名だと思うが、私にとっては、少年マガジンに連載されていた「変な学校」の校長の間羊太郎の方が印象に残っている。「変な学校」では占術を紹介…

奇門遁甲の呪術

奇門遁甲は古来戦場で使われてきたもので、戦場では攻撃の日時を選べない状況が多々発生する。「軍師・参謀」にも、呉子にある占わなくても戦ってよい情況が引かれている。出陣によい日時がなく、それでも出陣しないといけない場合には、呪術が使用されてい…

夢に見た六壬の本

玄珠さんのように、夢に先師加藤大岳を見る、というところには、遠くおよばないが、先日、夢の中に「六壬神課における感覚と解説」という本が出てきた。阿部泰山が書いた、六壬における、将と神の象意の取りかたについての解説だったはず*1なんだけど、夢に…

軍配団扇

軍配について玄珠さんからいくつか示唆を受けたので、軍配団扇について検索してみた。軍配団扇の図案は家紋に取り入れられており、軍配団扇と唐団扇は図案がよく似ている。唐団扇は、昔の西遊記のアニメーションで見た芭蕉扇とよく似た形をしている。軍隊の…

時間と空間の支配

ここ数日、信長についていくつか考えている。ま、漠然とした話にならざるを得ないが。神話・伝説の世界では、どこどこの地名はこういう理由でそうなった、という話が色々出てくる。一方、日本において歴史的に自分の意思で地名変更を行った人間は、多分、信…

「軍師・参謀」再読

中公新書の「軍師・参謀(購入)」(ISBN:4121009770)は作者の観点とは別に、占い師にとって非常に興味深い情報を含んでいる。ここ2回程、信長やその後継者達は風水を使って、築城や都市計画を行っていたのではないかという推測について話をしてきた。「軍…

本当に信長は風水を使っていたのか?

直接的にそれを証明することは今はできない。ただ当時、軍師養成機関でもあった足利学校で、易として断易のカリキュラムが組まれていたことを考えると、築城技術として風水の知識が必須であった可能性は否定できない。

もし

本能寺の変が発生しなかったか、信長が生き延びていたら、安土の次は大阪だったろう。ただ大阪も玄武が弱く、別の所に移った可能性だってある。それは江戸だったのではないだろうか。もしそうだったなら東京という名前は、信長によって数百年早く使われてい…

安土城

安土城は信長に余裕ができてからの城なので、水にも気を配っている。琵琶湖という水は魅力的な存在であっただろう。ただ玄武が鈴鹿山地といささか弱い。信長にとっては不満の残る城であっただろう。おそらくは日本コバを父母山として、繖山(きぬがさやま)…

岐阜城

信長は、斎藤道三が整備したこの城を攻略した後に、この城を拠点として京都を目指している。信長は非常に遠い将来まで考えていたようで、天下布武の印も岐阜に拠点を構えた直後から使用し始めている。そうその前に、地名を岐阜と改めていたのだった。商(殷…

信長の野望

風水は、信長やその後継者である秀吉、家康の行動の背後にあったものの一つだと考えられるわけだが、信長の城を少し風水で見てみようと思う。

orkut始めました

なんか、昔のニフを思い出してしまう。

平安京の龍穴

平安京の風水のデザインは相当に考えて作りこまれたものだ。本来の平安京の大極殿*1は、龍穴の上に位置している。この龍穴の元になった龍は、京都の北にある山塊から下ってきて、頭である父母山が、左大文字山、龍が目指す星が船岡山である。また龍は分岐し…

『天書』という言葉

平妖伝における「天書」の用語法 平妖伝で思い出したが、平妖伝には何度か「天書」という言葉が出てくる。これは、白猿神が天宮にある書庫から無断で持ち出した書物である「如意宝冊」(もしくは「如意冊」)*1を指す言葉として使用されている。ま余談だが、…

天の数、地の数、人の数

西遊記、水滸伝、平妖伝の3つに共通して表れる数が2つある。天罡数と地煞数である。天罡数の値は36、地煞数の値は72であることはよく知られていると思うが、この2つの数がどこから来たかという説明はそんなに多くない。ただ、平妖伝によると、符呪に関わ…